スーツは毎日の男性の通勤着、気が付くと制服のようになってしまいがちですが、見た目やマナーなど、男性が着こなしで気を付けることは意外に多いのです。まずは、シングルのスーツのボタンは全部留めるのではなく、1つを留めるのが正式な着こなしです。一番下のボタンは外し、3つボタンがあるときには真ん中のみ留めておきます。座っているときには全部のボタンを外しておきましょう。また、ジャケットやパンツのポケットに便利だからと携帯や財布を詰め込んでしまうと、せっかくの着こなしが崩れてしまいます。また、オフィスでジャケットを脱いだ時に意外と目立つのがネクタイの長さです。ベルトのバックルの部分にネクタイの先端がかかるくらいが適当です。ベルトがすっかり隠れてしまうと長くて邪魔ですし、ネクタイの先端からシャツが覗いていると短く見えてしまいます。また、ベルトの色と靴の色が合っているとワイシャツ姿がしっくりとなじみます。また、下着はできるだけ透けにくいものにしましょう。ジャケットを脱いだ時に慌てないよう、いつも気にかけておきたいものです。靴下は腰かけたときに脛が見えないように、また、ズボンと靴の間で浮かない色を選びましょう。