おしゃれな着こなしをするためには、なんといってもカラーコーディネートの要素を抜きには語れません。
もちろん他に、アイテムの選び方、また素材の合わせ方なども考える必要がありますが、どんなにそれらを上手に組み合わせていても、色のチョイスを間違えると台無しになってしまいます。
着こなしをするときに考慮する要素としては、季節感、そして自分のパーソナルカラーを取り入れることです。季節感は当然ですが、意外と色の選択については一般論で考えるだけの人が多いようです。ですが、実際には人それぞれに基本になる色、つまり肌のトーンや髪の色、瞳の色が違います。また体つきなどからも、似合う色や自分を良く見せる色を知っておき、それらを取り入れることで、欠点をカバーしたり、良い部分をクローズアップしてよりよく見せる着こなしにすることが大切です。わかりやすい例えで言えば、太っている人は膨張感のある淡い色調よりも、締まって見える濃い色を選択した方がスレンダーに見えます。また同じ色でも寒色か暖色で雰囲気も違って見え、また似合う、似合わないの違いが表れてきますので、ひとえに何色、とだけ考えずにトーンも合わせてコーディネートする必要があります。