ファッションコーディネートはカラーコーディネートだといっても過言ではありません。
配色のコツを覚えておくとぐんとカラーセンスがアップしますので覚えておきましょう。
色には色相(赤や青などの色そのもの)・彩度(鮮やかさ)・明度(明暗の度合い)といった要素があります。
他には例えば、薄い、濃い、柔らかな感じ、鈍い感じ、重苦しい色合いといった色調(トーン)という要素もあります。
例えばわかりやすいのが同系色での着こなし。
薄い青・濃い青・鮮やかな青・渋い青……といった例が同色の色調によるコーディネートです。
ごく薄い青・明るい青(水色)・青・暗い青・黒に近い青……といった例は同色の明度によるコーデです。
全体にまとまった印象になります。
レモンイエロー・黄色・みかん色・橙・赤といったコーディネートは似たような色相による着こなしです。
いわゆる近似色のコーデで、例は暖色系のものです。
上記のコーデの範囲を少し変えれば緑・黄緑・レモンイエロー・黄色、もしくは赤・赤紫・青紫・紫・青といった、暖色と寒色の中間的なコーデもできます。
似たような色相でまとまっていますが同系色でのコーデよりは変化があります。
着こなしをさらにセンスアップする配色の妙がアクセントカラー。
同色や同系色のコーデの中に色味の要素が違う色を加えます。
特に反対色がお勧めです。
スカーフや靴下、バッグなど小物で変化を付けると良いでしょう。