メンズ雑誌に限ったことではないでしょうが、メガネがファッションアイテムのひとつに取り入れられるようになって、随分経ったように感じます。
昔は雑誌のメガネの紹介と言いますと「夏の必須アイテム、今年流行のサングラスはこれだ」みたいなタイトルで、サングラスの紹介がメインだったように思います。
当時、メガネを掛けている人は、恰好悪いと思われる風潮があり、男女ともにコンタクトにあこがれを持っていたと記憶していますが、コンタクト自体が高価なもので、且つ今のようなソフトタイプは開発されてなかったため、例えコンタクトを使用するにしても、慣れと手入れには十分注意しなければならず、使用するか否かを悩む人も多かったようです。
その時代を経た現在、これほどコンタクトレンズの使用が簡易で身近になった事に隔世の進歩を感じざるを得ません。
その反動が、現在の眼鏡ブームと言えるのではないでしょうか。
メンズもガールズも少し知的に見れるファッションアイテムとしてのメガネの流行、この傾向は実際に眼鏡を手放せない人にとっては、あまり良い気がしないのが事実ですし、メガネを本当に必要としている人の気持ちも考えて頂きたいと思います。