日本のファッション誌は非常に売り上げが落ち込み、死活問題になっているものも多いのです。
インターネットが普及していて、そこでは雑誌同様のおしゃれやトレンド情報がキャッチできるので、そこに多くの人がアクセスするために、購読者が減り新規の読者層を獲得できなくなっているのです。
そのため各社は豪華な付録などをつけて、消費者の購買意欲をかりたて、新たな定期購読者を増やそうと必死になっているのです。
そのため誌面の内容よりも、付録のボリュームの方が大きいものもあるのです。
このような現象は、世界を見渡してもそうあることではありません。
世界の、特にアメリカなどの雑誌は、付録は一切ついていません。
アメリカのファッション誌は、至る所にブランドのイメージ広告が掲載されており、読むというよりも、洋服を芸術作品の一つとして眺めるといった感じの誌面になっているのです。
誌面にはブランドをイメージした香水やフレグランスのサンプルがつけられていて、非常に香りの強い誌面になっているのが特徴です。
ブランドイメージを香りで知ることができ、日本人にとっては興味深いものとなっているのです。