今も昔も、やはりもっともファッションの参考になるのは、ファッション誌意外にはありませんね。
そう、断言しても良いほどに、非常に内容が充実しているのです。
たとえば、表紙に登場する芸能人は、今もっとも旬な芸能人であることは間違いなく、巻頭特集に関しても、そのときどきのモードがしっかりと反映されています。
また、編集部は常に時代の先を行くことを意識していますから、世界のトレンドに目を向けて、いち早く読者に紹介することを心がけています。
また、街のオシャレな人を撮影して掲載する「ストリートスナップ」もはずせませんね。
長身でスリムなモデルではなく、自分たちと変わらない体型の人間が、自分のワードローブでコーディネートするファッションは、非常に参考になるものです。
それに、映画や音楽、雑貨に恋の悩み相談まで、服飾に関する以外のことも読み応えがありますよね。
確かに、以前と比べると、雑誌の売り上げは全体的に落ちているとはいえ、それに比例して内容も乏しくなるいったことはなく、各出版社が精一杯に力を入れてつくっています。
その努力は、内容を見れば一目瞭然のことでしょう。