エンジニアリングブーツなど、労働や工作作業全般に用いられ、体を保護する目的のテイストが取り入れられた衣料が、ワーク系ファッションです。
使い込まれることで醸し出される雰囲気は、機能優先で開発されきたものだからこそ得られるものです。
補修しながら使い続けるうちに、価値ある個性的な表情を得ることができます。
流行的にダメージを再現したものも多く、経年の風合いが高く評価されています。
トレンド雑誌などでも、詳細な特集が組まれる事があります。
カバーオールやオーバーオール、ウール外套など作業着として実際に用いられている資料などを参考にしておくことで、ファッションテイストとしてワーク系を取り入れたデザインもリアルに着こなす事が出来ます。
マスターピースとしてのデザインが多く見られるワーク系ですが、専門的に古着を特集する雑誌などで時系列にデザインの変化をレポートしていたりします。
洗練される事で、デザイン的におとなしいものになってしまうものもあり興味深いものがあります。
こだわって、自分にあった年代のものを探すのも楽しみの一つです。