「ファッションの都・パリ」とは、昔から常套句のように言われていますが、しかし実際フランスをおとずれると、現実とのギャップに落胆する人も少なくはないと言いますよね。
確かに、東京などの日本の都市に比べると、トレンドアイテムを強調するようなファッションですとか、色使いの派手さはないかも知れません。
けれど、ストリートスナップでパリの人たちのファッションを見ると気付くことがあるでしょう。
それは、年代を問わず、洋服を大事に着ているということです。
何年も前のコレクションのものを、「気に入っている」という理由から、今でも使い続けている人だって決して珍しくはないのです。
「最新アイテムこそが至上」という部分もある日本と異なる価値観は、非常に参考になりますよね。
また、それらの「古い」アイテムを中心に、コーディネートを仕上げるところも十分に参考になりますよね。
タンスの奥にしまい込んでいたアイテムを持ち出し、コーディネートする際には大いに役立つことでしょう。
もちろん、ストリートファッションにもこれらの価値観は表れており、コーディネートの参考になるのです。