海外でのSnapShotとなれば、そのモデルのFashionStyleとして、国内でのものとはまた違った装いも考えられます。
世界的に今風となっているFashionStyleに合わせたものにするか、逆に海外という舞台とのコントラストを考えて、大胆に和風の要素を取り入れたものにするのか、というようにです。
この場合、無難な路線を狙うならば、世界的に今風のスタイルのものとなるでしょうが、あえて大胆にコントラスト効果を狙ったものを選ぶ、というコーディネートもまた考えられるからです。
日本の世界的なファッションデザイナーの中には、後者であるこの大胆な手法をとって、世界的にアピールすることのできた人も何人かいるからです。
これは料理の場合にも言えることですが、こうしたコントラスト効果を狙う場合には、あえて対照的なものどうしを融合させるために、一歩間違えばちくはぐなものとなってしまうので、非常にセンスと大胆さが要求される試みとなるわけです。
しかし、これにうまく成功すれば、非常に強いアピール力をもったものとなります。また、この場合には特に、その被写体となるモデルのセンスに大きなウエイトがかかってくるのです。