モデルの職業とは、大きく分けて二つあるのです。
それはショーでの仕事と撮影の仕事です。
ショーはファッションショーでランウェイを歩き、観客に洋服を披露し、販売促進につなげていくお仕事です。
撮影はカメラ撮影による仕事です。
これには、大きく分けて二種類の撮影があるのです。
一つはスタジオ撮影で、室内で撮影するものです。
そこではカタログや広告、チラシ、雑誌用の撮影を行うのです。
もう一つは屋外での撮影で、これも雑誌やカタログ、広告用の撮影を行うのです。
室内撮影は屋外撮影と違って、モデル自身が頭の中で何か場所設定を想定しポーズを決めなくてはいけません。
想像力やクリエイティブな能力、それに合わせて瞬時にポーズを決め、洋服が伝えたい世界観を同時に表現しなくてはいけないのです。
屋外は環境が整っているので、その屋外の雰囲気に合わせたポーズをとりやすいのですが、屋内写真撮影はモデルの経験や想像力といったものまで問われ、比較的難しい撮影現場でもあるのです。
また、自分ばかりを綺麗に写してもらおうとする意識は捨てなくてはいけません。
あくまで洋服がメインであり、どんなポーズが消費者の購買意欲に火をつけるか考えなくてはいけません。