モデルは単に容姿端麗で身長が高ければ、それだけで誰でもなることができ、プロとして仕事を出来るわけではないのです。
実は非常に奥深く、向き不向きがある職業でもあるのです。
モデルは単純に綺麗に服を着こなし、カメラの前で笑顔になっていればよい訳ではないのです。
この職業の本分は、いかにデザイナーが創り出した洋服を綺麗に見せて、そのデザインに込められた世界観を表現し、いかに消費者に良さを伝え、購買意欲を駆り立てることが出来るかという事なのです。
自分の顔や容姿を綺麗にカメラで撮って貰えれば良い、という単純な職業ではないのです。
プロフェッショナルな人は、与えられた洋服のコンセプト、世界観を瞬時に読み解き、それに合わせたポーズを瞬時に決めてカメラ前で披露するのです。
また空間の使い方、写真での構図など全て頭で計算し、カメラ前で様々なポーズをやってみせるのです。
ころこそが、本当のプロのモデルというものなのです。
自分が、本当にこの職業で生計を立てていきたければ、様々なファッションを見て勉強し、感性を磨き、その上で洋服を通してデザイナーが表現したい世界観を様々なポーズで表現できる人になれなくてはいけませんね。