写真とは、物を見たままの状態で写します。
作品の良し悪しに限らず、真実を写しだします。
一般に使う思い出に残そうとする記念写真は、その場の情景や光景、リアル感さえ出ていれば十分です。
後でどこに行った、こんなことがあったなど、記憶では薄れてしまいますが、写真に残しておく事でいつまでも思い出として取っておくことができます。
最近では、カメラの進歩によって大半の人は、失敗しないで綺麗に撮れる様になりました。
プロカメラマンに劣らない撮影ができます。
技術の進歩で綺麗に撮れる様になりましたが、しかし個人で楽しみだけの領域でしかありません。
雑誌などに掲載できるほどの魅力ある作品が少ないからです。
一般の人が撮ったものは、どこがプロと違うのか、それは一般の人はただ見えたまま撮影すればよいと考えてしまうからです。
プロはモデルを撮影する場合には、写り方をイメージするからです。
カメラのファインダーを通さずに、モデルの状態をイメージすることができます。
どうすれば綺麗に撮れる、良い表情を出すことができるなど、最高のシチュエーションの場を作りだすことにあります。
撮影テクニックが、ポイントなのです。