昔は、モデルの職業は女性が憧れ、主に女性がこの仕事に就きたいと強く希望するものでした。
その様な年代では、男性がこの職業に就くことには偏見がありました。
しかし時代は流れ、現代では男女共にこの職業に憧れ、花形の職業として認知されるようになったのです。
それはこの仕事が、単にカメラの前に立っていれば良いという職業ではなく、自力でオーディションで仕事を勝ち取り、頭を使いながらポーズを決め、人に夢や希望を与える職業である、と認識されるようになったことの表れです。
要するに、この職業の社会的地位が現代では非常に高くなっているのです。
モデルになって初めて与えられる仕事に、写真館での撮影があります。
見本の写真の被写体になるお仕事なのです。
しかし写真館で自分の思うように表情が作れなかったり、ポーズをとることができなく、そこで初めてこの職業の難しさを悟るのです。
ポージングや空間の使い方、表情の作り方は一日や二日でできるものではないのです。
先輩モデルと一緒にお仕事させてもらうことで、それらの方法を見て学び、何度も失敗と経験を繰り返しながら、プロフェッショナルになっていくのです。