古着ミックススタイルをつくる際に、気をつけなくてはならないことは、なんと言っても「汚くならないこと」でしょう。
「古着」とは、読んで字のごとくの「古い着物」と言うことではありません。
確かに意味だけで言えば、古い着物で間違いはないでしょう。
しかし、ファッション業界でいう古着とは、「味のある洋服」のことなのです。
新品の服にはない、古着独自の味わい。
何度も着用されたことによって出すことができる独自の風合いが、古着のもつ魅力なのです。
ですから、その古着の良さを生かす古着ミックスを心がけてくださいね。
あまりにも着古された洋服と組み合わせた場合、古着の良さを生かすばかりか、没してしまうことになりかねません。
何事も適度が一番です。
また、写真を撮る際での注意ですが、さりげなく雑誌のモデル風に写りたいがために、ポケットに手をつっこんだポーズをとってしまいがちですが、古着ミックススタイルにおいてそれをやった場合、工事現場の作業員の休憩中と見分けがつかなくなってしまう様な事もときどきあります。
ですから、ポケットに手をつっこまずに、スッと立つ。
これだけで、随分と雑誌の掲載写真に近づけることでしょう。