モデルにとって、撮影現場やランウェイにいる時だけが仕事ではありません。
ライフスタイルを含めた私生活すべてが、「仕事」になり得るのです。
そのよい例が、私服のおしゃれです。
ハイブランドを扱う雑誌では、コレクション出演者の楽屋入りの瞬間を捉えたショットも多く見られますし、普通のファッション雑誌でも「モデルの私服紹介」コーナーなどは定番の記事です。
その記事に載る時に、服がおしゃれでなかったら、読者は幻滅しますし、そもそも記事として採用すらされない場合もあります。
また、プロへの第一歩として、近年は街頭でのファッションスナップの常連から読者モデルへ、そして各雑誌専属、もしくはプロダクション所属へステップアップ、というコースが多く見受けられます。
このコースにうまく乗れるかどうかも、日常においてどれだけ服装に気を使っているかが鍵となります。
プライベートだからといって気を抜いた服装でいては、ファッションスナップの取材の声もかかりません。
私生活でもファッションに気を抜かない事、それが目指す道への第一歩となります。