今回は、金属を用いたシルバーアクセサリーの作り方をご紹介します。
作成方法は、様々ですが最も主流な方法は「ロストワックス」です。
この方法は、 ワックスと呼ばれる蝋を利用して、切断、削り等を行い、型となる原型を作ります。
そして、金属を溶かして、その型に流し込み鋳造をして作るというものです。
ワックスの種類は形状・硬度共にさまざまであり、作りたいデザインに合わせて利用することがポイントになってきます。
この方法のメリットとしては、
・ワックスは比較的柔らかく、力を必要とすること無く、自由に加工することが可能であること
・ボリューム感、曲線ラインといった、多彩な構造表現が可能であること
・原型さえ作成してしまえば、大量生産が可能であること
などが挙げられます。
デメリットとしては、
・一般的に、全過程を単独で行うことが出来ず、鋳造過程においては、専門業者に依頼を出さなければならないこと
が挙げられます。
シルバーアクセサリーの商売を行うことを考慮すると、例え全過程を単独で製造出来なくても、大量に生産が望めるこの方法が採用がされるのも理解出来ると思います。